社長メッセージ


社長メッセージ

当社は建築一筋で地域に密着した品川区の工務店です。建築に関しての技術力、実績、施工力は豊富で地域で一番と自信をもっております。大切な家族を守る建物は見た目の美しさだけを追求するものではありません。もちろん外観も大切な要素ではありますが耐久性、耐震性、構造的な強さが非常に大切だと考えております。数年後のメンテナンスのしやすさやお勧めできる良質なものをご提案し、それらのノウハウを生かしたリフォームでお客様が安心で快適に住める住まいづくりを考えております。

 

1, 住宅リフォーム業界の実態

新築住宅の着工戸数は2020年73万戸と落ち込みリーマンショック時の78万戸をさらに割り込み、新築需要において日本国内では対して期待できない経済状況下で住宅リフォーム業界では今建設業界(元々完成工事高の低さからリフォーム業界にあまり関心の無かった大手ゼネコンやハウスメーカーなど)不動産業、家電量販店、ホームセンターなどからの異業種の参入が相次いでおります。
これらの要因の一つとして元々リフォーム業は500万未満の工事なら建設業許可が不要ですし、また1500万円以下の工事であれば建築士、監理技術者などのいわゆる技術者といわれる専門職も不要なのです。誰にでも、どなたにでも気軽にいつでもどこでも営業ができるという敷居の低さが要因の一つでしょう。
建築一式工事に(個々の専門職が500万円以下の合計)においては何と1500万円まで無許可で施工可能です。
その敷居の低さは賃貸マンションの一室でも固定電話1台または携帯電話1台があれば営業できます。看板も事務所も必要ありません。

2, 見積価格の低い業者は「お得な業者」?

建設業界は新築主体のゼネコン、ハウスメーカー、工務店には及ばずリフォーム業者(以下業者といいます)なども施工はすべて下請専門業者で成り立っております。〔東京都の分類業者(以下職人と言います)では27専門工事があります〕言い換えれば、いわゆる「いい仕事」をするには腕の良い下請専門業者をよい企画でプロデュースする必要がありますが、これはゼネコン系でも、ハウスメーカーでも、小規模の業者であっても基本的に同じです。腕の良い職人とは自分で自己評価し賃金の目安を決めております。その職人をうまく使うにはいかに合理的な設計と施工監理、現場管理が必要になります。
いくら腕の良い職人でもキッチン等の機材の遅れで配管接続が間に合わなかったり、床材等の部材が不足して大工の手待ちの状態が出たりすると無駄な費用が出てしまい、職人の勘定とはズレが生じてしまい、その様な事を繰り返すことになると業者と職人の間に信頼関係は生まれませんし「いい仕事」は出来ません。
よって見積り価格の低い業者には良い職人は来ませんし、もし頼まれたとしても当てがいぶちで腕の良い職人がいい仕事をするでしょうか?職人は自分の賃金に見合った仕事しかしません。この価格、賃金の関係はそのまま仕事の内容に反映されます。

 

3, 相見積もりはお客様の為になるか?

はっきり申し上げてお客様の為にも、業者の為にもなりません。
今相見積もりは当たり前になっており、3件とか場合によっては5件以上相見積もり希望する方がおります。例えばあるお客様がリフォーム業者A社B社C社の3社から3件の外装リフォーム工事見積を依頼(あらかじめ相見積もりすると業者には伝えてある)したとします。3社はそれなりの受け答えをし、身なりもA社作業服、B社スーツ、C社ジャケットとバラバラですが清潔感は共通していました。
しかし、出てきた見積の価格には差があり、A社130万、B社125万、C社100万でした。
そのお客様は間違いなく100万円のC社に工事を依頼するでしょう。そのお客様にとって技術力とか信頼性はあまり関係がありません。見積書の内訳を見ても専門用語が多く意味がよくわかりませんので結局表紙に表記してある100万円の金額の安価さだけで決めてしまう人がほとんどです。しかもA社とは30万円も価格差がありますのでお買い得感がいっぱいで満足するはずです。

しかし現実は少し違います。そんなに簡単ではありません。工場で生産する家庭の電化製品や車、身の回りの工場出荷商品は定価があり、どこの店先で買おうが、ネットで買おうが同じ商品なので安価で手に入ればそれに越したことはありません。

しかし個々の現場で職人の腕一つでリフォーム施工する工事においては全く事情が違います。1,2,で述べたように同じような材料を使用していても技術力のある職人を適切に施工監理しなければなりませんが1.で記述したように資格も無い経験も浅い業者には当然いい仕事は期待できません。

一番分かりにくい(業種の中で一番手を抜きやすい)塗装工事についていえば同じ塗材を使用しても施工の方法で耐用年数に雲泥の差が出てしまいます。アパートの鉄骨階段など7~8年の耐用年数のところ1年で錆びてしまった他社の施工例が実際にあります。工程を省略し施工すると20万円の費用を掛けた階段が1年で錆びたら2年目で再施工に40万かかった事になってしまいます。塗装工事は一旦仕上がってしまうとプロが見ても優劣はわかりません。しかもリフォーム工事は保険の加入、非加入というのはありますが、原則保証がありません。文句を言ったところでリフォーム会社は平均5年程度でなくなってしまう場合が多いです。あとはそのリフォーム会社の良識であり誠意の問題となってしまいます。

したがって施工価格の安さだけでC社を選ぶのは間違いで必ず失敗します。一番技術力のある信頼のおける会社を選ぶべきです。相見積もりは必ずしもお客様の為になりません。
その様な観点から弊社では相見積もりのお客様は原則お断りしております。
冒頭にお客様にも業者の為にもならないと申し上げましたが相見積りの作業時間が多くなれば会社の経費が増え(監理技術者等の技術者が残業した場合決して賃金は安くありません)当然ながらお客様の見積にも反映されてしまいますので結果的にお客様の為にはなりません。
※監理技術者:1級建築士、1級施工管理技士等

 

4,リフォーム会社の選び方a.適正価格とは?

a.適正価格とは?
わかりやすいところで3,に続き塗装工事で例をあげます。よく〇〇工事店とか〇〇工務店とかでハウスメーカーが出してきた見積金額150万円が89万円になったとかを宣伝しているのを見かけます、なるほど何々工程で何を施工し何々工程で何を何回施工する、と至極まっとうな立派なことを言っています。・・・がしかし本当に何々工程を、又何々を何回といった回数だけ本当に塗るのでしょうか?誰が確認するのでしょうか?まして屋根上の塗装など一般のお客様が足場によじ昇って勾配のある屋根に上がって施工(屋根塗装は下塗り1回上塗り2回が基本)の確認が出来るでしょうか?写真を工程ごとに色を変えて撮影したところであくまで業者任せで部分的になってしまいます。ようするに端的な言い方をすると塗装工事に関しては工程を省くと適正価格の半額でも施工可能です。しかも手抜きがあっても3,で記述した通り誰も見ていませんし(1日中朝から夕方まで8時間も見る事ができる人はいません)、知ることができません。そうなると耐久性、耐候性が極端に落ちることは目に見えています。仮にですが13年保つものが半分の7年で限界を迎える事でしょう。

大切なことはやはり適正に工程管理に施工監理することによって規定の工程をふみ、規定の数量を使用する事によってはじめて適正価格となります。

b.リフォーム会社(業者)の選び方の目安
① 10年以上営業しているか。
10年以上会社営業しているかが目安となります。営業年数5年程度では3,で記述した様に2~3年で不具合が発覚した場合、対処するより会社を畳んだ方が早くなります。
※これはあくまで個人的な見解です。

② 会社としての社会的信用があるか
有名設計会社の施工経験があるとか官公庁の施工経験がある場合は施工経験年数、施工実績などある程度調査された上での施工となるので、それなりの会社と言えるでしょう。

③ その会社と職人には信頼関係があるか
2.でも記述しましたが建築は相互の信頼関係で成り立っておりますので、いい仕事をしてもらう為にはこの時代にあっても良い業者とは良い職人と信頼関係が必要です。


5,外壁塗装・屋根塗装と雨漏れは別?

雨漏りがあった場合、その部位にもよりますが壁に構造クラックがあった場合や屋根に原因があった場合は外壁塗装や屋根塗装をしても雨漏りは止まりません。屋根に原因や老朽化があった場合は屋根を葺き替えないと雨漏りの予防になりません。また、壁に構造クラックがあった場合現況で雨漏りがなくてもいずれは漏れ出すか、既に漏れていても内壁に出なければ視認できません。そうなると構造材にも悪影響が及び腐食が進んでしまいます。壁の構造クラックはベビーサンダーでVカットした上、プライマー塗布しシーリングを充填します。ヘアークラック(W0.2mm以下)についてはプライマー塗布した上でシーリングを充填します。この様な作業は塗装屋さん系においてはあまり得意でない業者さんが多いので注意が必要です。